★犬がお家にやってくる!
前述で、犬を飼う前の心構えや注意点をお読みいただけましたら、次に愛犬がお家にやってきたらどんな事に注意したらよいのか、しつけやお手入れなどの方法についてお話したいと思います。
■愛犬を迎える前に用意するもの
必ず必要なもの
●ケージ(サークル)…犬の安心出来る場所の確保
トイレと自分のお部屋がある事で、愛犬の安心感とメリハリが出来ます。
⇒ケージトレーニング方法はこちら
●クレート…愛犬の安心出来る場所を確保
⇒犬は本能的に外敵や雨風などから身を守る為、狭い場所を好むと言われています。元々は穴の中で暮らしていた動物でもあるので、広い場所を用意しても、そんなに動かない研究結果などもあるようです。事故防止やいずれにしても、愛犬の安心出来る場所となります。
※災害時などは特に必須となります。
⇒クレートトレーニング方法はこちら
●水飲み(ウォーターノズル)…自由にお水を飲める環境で
⇒お皿でお水を置いておくと愛犬が遊んでいてこぼしてしまう恐れがあります。おススメはウォーターノズルという市販のペットボトルをつけるタイプ。また、ガラス製のものの方が衛生的ではありますが、どちらもこまめにお水を変えてあげましょう。
⇒ウォーターノズルの覚えさせ方
●ご飯用器…器の選び方(形状と材質)
■形状…犬種によって食べやすい形、食べにくい形があります。
短頭種(パグ・フレンチブルドッグ・シーズー・ペキニーズ等)と言われる所謂鼻ペチャ犬種には⇒
底の浅い平べったいお皿がよいでしょう。
←鼻の長いダックスやトイ・プードルのような犬種にこれはいいですね。垂れ耳が器の中に入らない設計になっているようです。下に滑らないように滑り止めマットをひくのもよいでしょう。
個人的にはこちらの商品もおススメ。耐熱ガラスを使用したHARIO株式会社の製品です。
※ご飯を食べる際の器の高さにも気を遣ってあげるとよいでしょう。
■材質…器の材質にも様々なものがあります。デザインだけで選ぶよりも、愛犬の事を考えて材質のよいものを選びましょう。最近では、インテリア的なデザインのものも多く販売されているようですね。
・プラスチック⇒軽量で落としても割れません。ただ、愛犬がいたずらして噛むとすぐに壊れてしまうでしょう。また、傷などがつくと、そこから菌の繁殖率は高いと言われています。中にはアレルギー反応を起こす子もいるようです。
・ステンレス⇒軽量で、洗いやすく、壊れにくい。衛生的にもよいとされています。最近では、ステンレスでもお洒落なデザインのものもありますが、獣医さんでよく使用している一般的な底にゴムがついている富士型の食器が衛生的にも最もよいのでしょう。
←個人的には一押しの医療用ステンレスを使用した食器です。この他にも様々な形があります!少しお高めですが、デザイン的にもお洒落で長く使用できますね。
(WETNoZ)
・陶器⇒割れる恐れはありますが、衛生的にはよいでしょう。