ゴールデンレトリーバーの飼い方

  • しつけやすさ   ★★★★★
  • 必要運動量    ★★★★★
  • お手入れ     ★★★
性格・しつけやすさ
従順で、利口で天賦の作業能力を備えています。忠誠心が高く、天性の服従性を持つ、優しく、友好的で、子供がいる家庭でも飼い易い犬種のひとつです。回収犬としての使役能力が高いので、家庭で何かの役目を持たせることも可能です。好奇心旺盛で、何かを学ぶ事が好きな犬種ですので、繰り返し教えると得とくする能力は高く、覚えも早い傾向があります。
必要運動量
体のおおきさからも分かるように運動量の高い犬種です、毎日十分に運動をしたり、人とスキンシップを好むの犬種なので一緒に遊んであげるようにしましょう。暑い日の日中の散歩は熱中症や足裏の火傷の危険性がありますので避けましょう。
お手入れ
ダブルコートで抜け毛が多い犬種です。一年中自然換毛する犬種ですのでブラッシングは毎日してあげるようにしましょう。また、ブラッシングは抜け毛や汚れの除去と皮膚マッサージの意味もあるので、こまめにブラッシングをするようにしましょう。体にしこりやできものがないかも確認しながら体調管理も併せてお手入れをしましょう。

使用するブラシ
●スリッカー+ピンブラシ+コーム
⇒ブラシの種類はこちら

 

スタンダードサイズ

体高 牡:56-61cm 牝:51-56cm
体重 牡:29-34㎏  牝:25-30㎏


歴史(原産国:イギリス)

19世紀半ば、イギリスのトゥイードマウス卿という人物が、きな野鳥を回収する鳥猟犬として、ヌース(小型のニューファンドランド犬と、猟師たちに使われていた初期のラブラドールを祖先とする)とツイード・ウォーター・スパニエル(カーリーな被毛が特徴の、当時人気の高かった茶褐色のレトリーバー犬)を掛け合わせたのがゴールデンの始まりでだったようです。その後、黒いレトリーバーやツイード・スパニエル、セッターやブラッドハウンドと慎重に交配され、更に基礎となる犬と慎重に交配されて、その能力にますます磨きがかかった犬種へと改良されていきました。1920年ゴールデン・レトリーバーの名称に統一されます。被毛の色と「回収する」を意味する英語の「retrieve」から付けられています。
近年ではその訓練性能の優秀さから、警察犬や警護犬、麻薬捜査犬、介助犬、盲導犬など幅広い分野で活躍しています。

カラー

ゴールドまたはクリーム。胸部分にわずかなホワイトは許容。

POINT!
ゴールデンレトリバーには「ブリティッシュタイプ」と呼ばれているものと「アメリカンタイプ」と呼ばれているものがあります。前者は骨量豊かでややずんぐりしたマスティフに近い体型で、後者は比較的スマートでセッターに近い体型という点が特徴です。


 

 

気を付けたい病気

股関節形成不全、肥大性心筋症