ポメラニアンの飼い方

  • しつけやすさ   ★★
  • 必要運動量    ★★
  • お手入れ     ★★★★
性格・しつけやすさ
活発で主人に対して格別な忠誠心をもちます。大変物覚えが良いので訓練しやすい傾向があります。若干臆病なところもあるので、吠える傾向もありますので、小さな頃から様々な経験をさせるようにしましょう。
必要運動量
運動量の高い犬ではありませんので、毎日長時間の運動は必要ありませんが、運動が好きな犬種なので、ストレス解消・運動不足解消程度のお散歩はよいでしょう。
お手入れ
ダブルコート犬種なので、しっかりとブラッシングをして無駄毛を取り除くようにしましょう。皮膚にもよくない上、ポメラニアンのコートは毛玉になりやすいので、マメにブラッシングをしましょう。カットは好みもありますが、早い時期にカットしたり、バリカンを使用すると被毛が伸びなくなる傾向があるので、おススメはしません。基本的にはカットは必要ありませんが、毛量のある犬種なのでお手入れはしっかりしましょう。
使用するブラシ
スリッカー+ピンブラシ+コーム
⇒ブラシの種類はこちら

 

スタンダードサイズ

体高 20cm±2㎝
体重 1.8-2.3kg

歴史(原産国:ドイツ)

ドイツ・ポーランドにまたがるポメラニア地方で徐々に小型化されていったといわれており、起源はツベルク・スピッツだと考えられています。その後、イギリスに持ち込まれてからポメラニアンと呼ばれるようになりましたが、この時点ではまだ現在のポメラニアンとは異なり、体重が30ポンド(約14kg)もあり、ほとんどが白い毛色をしていました。実際、日本のスピッツがこの当時のポメラニアンと類似しており、おそらくそこから現在のポメラニアンに発展してきたのではないかとも考えられています。

ポメラニアンは1870年にEKCによって認定されましたが、ヴィクトリア女王がイタリアからポメラニアンを持ち込んだことをきっかけに、その人気は急上昇していきます。女王が寵愛したポメラニアンは、灰色のやや大きなタイプのポメラニアンでしたが、その後、小型でよりカラフルな毛色のポメラニアンに人気が集まりました。

カラー

ブラック、ブラウン、チョコレート、レッド、オレンジ、クリーム、オレンジ・セーブル、ウルフ・セーブル、ビーバー、ブルー、ホワイト、パーティ・カラー、ブラック・タンなどである。単色と二色混合の比較は、他の条件が同一の場合は単色が優位となる。

 

気を付けたい病気

膝蓋骨脱臼