ヨークシャー・テリアの飼い方

  • しつけやすさ   ★★★
  • 必要運動量    ★
  • お手入れ     ★★★★★
性格・しつけやすさ
小柄なわりには活発でエネルギッシュな犬種です。 探究心が強く、大胆かつ頑固で、知らない犬や小動物に対して攻撃的になることがあり、まさに、正真正銘テリアの血を引いた犬といえます。そんなヨーキーのしつけは 甘やかすと大変わがままになってしまう傾向があるので、褒める時と叱る時のメリハリをしっかりつけてしつけるとよいでしょう。
必要運動量
運動量はそれほど高くない犬種です。室内で動き回る位でも運動量的には問題ないでしょう。ただ、若干神経質な気質もあるので、外の世界を経験して神経質さを緩和する為にも、お散歩等でお出掛けは必要です。暑い日の日中の散歩は熱中症や足裏の火傷の危険性がありますので避けましょう。
お手入れ
シングルコートで比較的抜け毛が少ない犬種です。シルキーコートで切れやすい毛質なので、マメにブラッシングが必要です。顔回りにも毛が多いので、カットやブラッシングの際、目を傷付けないように小さめのコームでしっかりコーミングして清潔に保ちましょう。 カット犬種なので、小さな頃からどこを触っても嫌がらない子に育てましょう。

使用するブラシ
●スリッカー+ピンブラシ+コーム
⇒ブラシの種類はこちら

 

スタンダードサイズ

体高 20-23cm
体重 3.1kg以下


歴史(原産国:イギリス)

9世紀の中ごろ、イギリスヨークシャー地方の工業地帯で工員や炭鉱夫の貧しい家屋を荒し回ったネズミを捕らえるため作出された犬種で、当時は大きめのサイズでした。1880年頃にアメリカに持ち込まれた当時大きさは5~6㎏ほどもあったようです。その後、愛玩犬として飼われると同時に小型化が図られ、現在のサイズになっていきました。
初期はマンチェスター・テリア、スカイ・テリア、マルチーズなど様々な犬種をかけあわせて作り出されたといわれています。
その可憐なタイプと被毛の美しさからから「動く宝石」とも呼ばれ、現在では世界中で人気犬種となっている。

カラー

ダーク・スチール・ブルー



 

気を付けたい病気

膝蓋骨脱臼気管虚脱、低血糖症